About this site ~2002.12.19 Ver.

じめに
tachikawanaoki.comは立川氏の所有する膨大な資料と、同氏へのインタビュー、聞き書き、
取材を基に構成・制作される、立川直樹オフィシャルサイトである。


立川氏所有の資料の掲載、立川氏へのインタビューなど、このサイトの中のコンテンツは全て立川氏自身と
立川氏の仕事に関するものである。
しかし、このサイトを貫く「視点」は、基本的に私のものであることを最初にお断りしておく。
このサイトは立川直樹という特殊な才能への憧れの眼差しの集積であり、立川氏の膨大な知識と
類い希なエネルギーに挑んだ、命知らずな男の闘いの記録でもあるのだ。

私の視点からの編集・構成作業を行った結果として、このWebサイトには利用者の方に微妙な印象を
与えるかもしれないナマな言い回し、表現が残っているかもしれない。
そういった言い回し、表現は全て立川氏の真剣さと、少しでもその場の雰囲気を伝えたいと願う私の
熱意の現れであるので、どうかご寛恕いただきたい。
ただし、万一、不快の念を覚えた方がいらっしゃったとしたら、それは最終テキストを作成した私の
責任である。

殖していくWebサイト
全てのコンテンツについて、多少の不完全さや間違いが存在することを覚悟の上で、まず
このWebサイトを始めることを選んだ。
理由は・・・不完全さや間違いを完全に排除しようとしたら、このWebサイトをスタートさせることは
ほぼ不可能であろうと判断したからだ。
また、著作権上の問題から本サイトに掲載することの可否の判断に時間を要する資料が多数あることも
ご理解いただきたい。
明確な間違いの訂正はもちろん、不完全さについても、継続してより完全なものに近づけて
いく予定なので、この点についても利用者の方のご理解をお願いする次第である。

たとえば当時の雑誌記事等の紹介や、インタビューの中に登場する方々の「現場証言」、立川氏と
仕事のパートナーとの往復書簡など、立川氏をより「立体的に」理解し、感じていただけるように
このWebサイトを増殖させ、様々なアプローチを試みていきたい。

ャメロン
このWebサイトの中で立川氏がしばしば私のことを「キャメロン」と呼んでいることについて。
立川直樹氏が推薦する映画のひとつ『あの頃ペニー・レインと』(原題:ALMOST FAMOUS)はこの作品の
製作・監督・脚本のキャメロン・クロウの自伝的映画である。
15歳のキャメロン・クロウ氏(映画の中ではウィリアムという名前)がロック雑誌の記者としてロック
バンドのツアーに突撃同行取材を試みて・・・というストーリーなのだけれど、tachikawanaoki.comの
最初の詳細ミーティングで私は立川氏にこんなふうに言った。
「ぼくはペニー・レインのあの少年になって、立川さんのツアーに付いていきます!」と。
そうして私はこのサイトを作ることになり、立川氏は私を時々、「キャメロン」と呼ぶようになった。

2002.12.19
tachikawanaoki.com プロデューサー
三島 太郎

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