ARCHIVE:緊急日記

2007年8月2日~8月7日

Aug 2nd(THU)
11時45分にイタリア文化会館に河野洋平さんが森英恵さんを連れて、“ヴィスコンティの遺香・写真展”を見にきてくれるというので、松本への出発前に御 案内に出かける。“素晴しい”とおほめいただいたが、少し間をおいて客観的に見ると、自分でも今回の展覧会はきれいに仕上がったなとうれしい気持になる。
それから松本へのドライブはしごく快調。ロイ・オービソンのロマンティクな歌声が中央高速の景色ととてもきれいにマッチする。そして松本城の野外舞台は実 にしっかりと出来ていて、ここでもスタッフ・ワークの重要性を実感しつつ、感謝の念でいっぱいになる。最終シュートの間に出かけた“焼肉こぶた”でのホル モンとギアラは評判通りだったが、塩味のサクラハラミが絶品。ホテルには9時少し前に戻れたが、それから1時間ぐらいは台風情報を見続ける。明日は6千人 の観客を相手にする野外コンサートだ。


Aug 3rd(FRI)
早起きして、コンテクストのNクンから頼まれた“横浜”をテーマにした原稿を書く。2400字。映画仕立てでまずまずの仕上がりか。
10時にはSさんとロビーで待ち合わせ。大阪から到着する久石さんを迎えに松本空港に出かける。久石さん到着後は松本城に直行。コーラスと歌のリハーサ ル。その後はホテルに戻り、「深志楼」で久石さんたちと昼食をとる。簡単な昼懐石。どれも最高においしかったが、昨夜の焼肉といい、忙しい時でも絶対に食 のクオリティを下げないことが、パワー持続の秘訣かも知れない。
午後は松本城で黒い雲を見てハラハラしながらリハーサルを続け、7時に本番がスタートする。観客は5千人強。ステージに立つのは久石さんと100人のオー ケストラ。そして140人の合唱団。音楽の力に観客も酔い知れ、僕も苦労が報われる。終了後はホテルブエナビスタの「LUNA」で軽い打ち上げ。
その後、1時過ぎに松本を出発。鎌倉を経由して箱根に向かう。


Aug 4th(SAT)
ホテルマロウド箱根到着は6時半。
西湘バイパスで窓を全開にして大音量で聞いたライ・クーダーが最高にはまり、箱根までずっとライ・クーダーを聞いていた。到着後、温泉に入る。朝食をとってから彫刻の森美術館に向かう。本当にハードなスケジュールだ。車の位置決めをしてから3時間ほど仮眠。
12時に目を覚まして、また走り始める。本当にRUN RUN RUNだ。
午後は彫刻の森美術館で“AUDI MUSIC MEETS ART”の仕事。リハーサル、中正堂でのパーティ、6時からの本番も全て順調。終了後の「ロア」でのパーティも予定調和とはいえ、十分に盛り上がる。


Aug 5th(SUN)
6時30分起床。
外は快晴。朝食の後、少し原稿書き。終わらない戦争のような気分。
10時に彫刻の森美術館に顔を出し、それから山を下る。腰越まで1時間半のドライブ。夏らしい渋滞。
しかし、134号線の景色はここ30年ぐらいで本当に一変してしまった。KIRIN LAGER CLUBの会場「KURA」は“アーバンリゾート”というネーミングには程遠いが、のんびりした雰囲気が悪くない。BOBBINとDACHAMBOのライブを見てから、箱根に向けて出発するまでの2時間半近くの滞在だったが、海と太陽の熱さが気分転換させてくれた。
レゲエを聞きながらの帰りのドライブも快調。夕方からのライブも予定調和でおさまる。終演後、恒例というか、お約束の打ち上げパーティにつきあって、10時には箱根を出発。多少の渋滞はあったが、12時半過ぎには東京に到着する。
木曜日からの走行距離は何と736km。83Lで満タンになるガソリンは残り5L。ハードなウィークエンドはこうして終了した。その後、覚醒すべく、家でビールとワイン。コルトレーンのバラードとミンガス。疲れているのに夜ふかししてしまった。


Aug 6th(MON)
部屋の工事が本格化に向かうので、タワーに荷物を移動しなければならないし、その間に書きものに電話事務もこなさなければならない。
そして午後のトライでのミーティングで“大人の家庭教師”のプロジェクトの組み立て方が少し見えたのは収穫。移動のBGMはロス・ロボス。
夜はワーナーのM氏、PARCOのS氏と渋谷の「Bongout Noh」なる店で会食。神泉で成功した立ち飲みBARの渋谷進出だというが、鮎の炙りやニョッキ、レバー・ソテーなどどれもまずまずのおいしさ。微発泡の ワインのポワソン・ルージュは思いがけない収穫だった。その後は「PB」に流れるが睡眠不足がたたって、ほとんど朦朧状態。KC&ザ・サンシャイ ン・バンドの曲だけが妙に耳に残った。


Aug 7th(TUE)
TVと新聞では相変わらず朝青龍のトラブルのニュース。もうこうなってくると、相撲よりも展開が見えなくておもしろいのは皮肉な感じだ。幻のプログレ・バンド、エニドの紙ジャケシリーズを聞きながら原稿を書き、午後は青山真治の新作「サッド ヴァケイション」の試写に出かける。そしてまた原稿書き。
夕方からは久しぶりに2CVをガレージから出し、クリス・レアの歌を聞きながら久石譲&新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラのコンサートを聞 きに「すみだトリフォニーホール」まで出かける。パート2の林正子をフィーチャーした“天国への階段”と“ボヘミアン・ラプソディ”は絶品!
帰りの車の中では、エリアデス・オチョアを聞きながら首都高速を疾走。「爐談」へ向かう。
10時30分からは“DUNE”の林さんとTAPのために対談。食べ物も話も最高においしい時間だった。

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