ARCHIVE:緊急日記

2007年7月17日~7月24日

Jul 17th(TUE)
TVでは中越沖地震のニュースが流れ続けている。前日、体験しているだけに非常にリアルだ。
朝食後、上田から山越えで松本に移動。久石さんのコンサートの打合せをすませて次は下諏訪に向かう。
9月22日に諏訪大社・下宮で企画している“芸を遊ぶ夜”の打合せ。
そして3時45分のあずさに飛びのるというのは本当に時刻表みたいなスケジュールだ。
夜はイタリア文化会館アニェッリホールでcobaのコンサート。“パルマ絵画のひらめきをその場で音にする”というウタイ文句は魅力的だったがやや消化不足か…。次が楽しみだ。
9時からは西麻布の「キャンティ」でK氏と久々に遅いディナー。「キャンティ」の料理のおいしさを再認識。話は時空を超えていた。


Jul 18th(WED)
午前中は大学、前期最後の授業。
12時30分からは「AUDI FORUM」で“MUSIC MEETS ART”、2時30分からは「PAO」でT氏と中国関係のプロジェクトについて打合せ。
そして4時にはイタリア文化会館に「ヴィスコンティの遺香・篠山紀信写真展」の仕込みチェックのために入る。仕込みはすこぶる順調。
7時には渋谷の「O-EAST」にムサフィールを見に出かけ、9時30分には予定通り「J-STOCK」でY君と会えることになった。酒はジン・ソニックから始まり、赤ワインへと続く…。
何年かぶりでポール・ジョーンズの「傷だらけのアイドル」を聞いて名曲だと唸り、その後は「PB」に流れる。M'とも偶然出会って本当に昔話に花が咲き、ヨロヨロになっての帰宅は2時過ぎ。身体の中に音楽をたっぷりつめこんだ夜になった。


Jul 19th(THU)
昼過ぎにイタリア文化会館入り。仕込みのチェックをしながら、10時から“TAP”のためのcobaとの対談。話が抜群におもしろい。
その後は文化会館をベースにビルボード・ライブ東京の内覧。「CASSINA」で行われた深川製磁のレセプション・パーティ。C.C.LEMON HALLでの“ターラブ”のコンサートを効率よく回る。9時には文化会館でマエストロ篠山も入って最終チェック。非常にいい仕上がりでみんな満足して別れる。
帰りの車の中で聞いたブルー・フィルムの“ドラマ”の中の“Oh Baby”が最高に東京の夜景にハマる。


Jul 20th(FRI)
イタリア文化会館に入る前にKIRINで“LAGER CLUB”のミーティング。いよいよギネスブック入りが現実になり始めている。現代美術館での男鹿和雄展は絵のうまさにただただ驚かされる。
そして7時30分からの文化会館でのレセプション・パーティーは大盛況。来場した人は例外なく賛辞の言葉を口にしてくれ、マエストロ篠山もうれしそうな表情。イタリア人チームも絶賛してくれて、プロデューサー冥利につきる。
パーティー終了後は「cot」でマエストロと25年前にこのプロジェクトを推進してくれた小学館のN氏、今回の復刊の担当者であるO氏と4人で会食。前菜 からメインまでの食事も、話もたいそう盛り上がる。帰りは「PB」に流れ、もう身体はフラフラ。KO寸前のボクサーのようになりながらストーンズやオール マンを聞く。完全に身体がとけそうになってしまう。


Jul 21th(SAT)
久しぶりに何の予定も入れないですんだウィークエンド。でもかたづけきれないものが山のようにたまっている。おまけに27日から工事が入るので、部屋の荷 物を移動しなければならない。本棚も含めてだ。でも逆にこれまで数年間、根本的には整理していなかったので、災い転じて福とすると考えようと思う。その間 には勿論原稿書き。ナインインチネイルズからS&GまでBGMも超ミクスチャーという感じだ。


Jul 22th(SUN)
気分転換に礫川浮世絵美術館に出かける。<芳年「月百姿」を主に―月の浮世絵展>が見たくて出かけたが、ビルの中にある小さな美術館ながら、内容は充実。係員の人がとてもていねいに説明してくれて、何だか得した気分になる。
帰りには久々に湯島の「天庄」で天ぷらと熱燗。出だしの海老はよかったが、後半の穴子は揚げすぎ。昔はよかったと思いながら、帰宅し、また作業に入る。大相撲はやっぱり“終わってみたら朝青龍”という結果。それぞれの力士の表情が中々の見物だった。


Jul 23th(MON)
本当に凄い夏だ。まずは10時30分から「PROMIC」で日中国交35周年記念イベントの打合せ。昼は「オステリア」でドアーズ40周年とモリソン・ホ テル・ギャラリーを合体させるプロジェクトのランチ・ミーティング。いわしのパスタはイマイチだったが、前菜盛合せの中のタルタルとリードボーが絶品。
3時からは12月のペニンシュラのイベントのために天才二胡奏者シェイ・クーと事務所で、4時30分からは「Va-tout」で10月刊行予定の本“FROM FATHER TO SONS”の打合せをこなす。移動の車の中では、スティーヴィー・サラスが鳴り続けている。タフな感じとスピード感が大いに助けになる。
7時からはパブリック・シアターで日野皓正クインテットのライブ。新しく加入した沖縄の離島出身の16歳のドラマーが見たくて出かけたが、若いメンバーを得て、日野さんがぐっと元気になっていた。
10時のラストは「Va-tout」でM氏と“TAP”の打合せ。夜の街に出たいなと思いながら工事も迫っているので、かたづけのために帰宅。ワインや日 本酒を適当に飲みながら作業を続ける。テレサ・テンのラスト・コンサートを聞いたら、何だかオーラが全くなく、妙にわびしかった。


Jul 24th(TUE)
5時30分起床。7時目指して羽田に向かう。シー・ローが走りにフィットする。7時20分の飛行機で小松へ。
9時30分から金沢工業大学PMCで映画関係の膨大なコレクションを受け入れられるかどうかの長い打合せ。
午後はクリフ・リチャードやロイ・ブキャナンを聞きながら原稿書きや電話での用事をこなす。
4時からは“BRUTUS”のI編集長、T君と取材の打合せ。
夜は太平寿司で会食。予想通り、2人とも“素晴しい!”と喜んでくれる。蒸しアワビ、赤西貝、羽昨の夏ガキetc。
いつもながらつまみと寿司の区分けがないのが本当に魅力的。
酒の合わせ方もぴったりだった。
その後はいつものパターンで片町に流れる。「横笛」で1時間ほど軽騒ぎ。
前日の睡眠不足もあり、12時前にはホテルに戻る。

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