ARCHIVE:緊急日記

2007年6月17日~6月24日

Jun 17th(SUN)
観劇の日だ。
1時からオーチャード・ホールで服部有吉のシンフォニック・バレエ「ラプソディ・イン・ブルー」。5時からシアターコクーンでコクーン歌舞伎「三人吉三」を観る。その間に演出家の串田和美さんと「TANTO TANTO」でピザを食べながらミーティング。もう来年の話だ。
帰宅後、何だかんだとかたづけものや書きものをしていたら3時になってしまった。


Jun 18th(MON)
7時起床。大学でSEX PISTOLSのDVDを使いながら授業。
その後1時50分ののぞみ33号で新神戸に向かう。9月の淡路夢舞台での“AUDI MUSIC MEETS ART”の現場ミーティング。新神戸から乗ったタクシーの運転手の「宝くじにあたったようなもんだ。うれしい」というノリが気に入って、待っていてもらう ことになるが、これが大当たり。夕食の中華料理屋の選定と予約までしてもらい、最終の新幹線に乗るまで思わぬおいしい食事が楽しめた。しかし、こういう 時って本当にケイタイって便利だと思う。走行中のタクシーから着いたらすぐに食べられるようにと、前菜がオーダーできるのだから…。
そして帰宅は12時半過ぎ。それから飲みながら、かたづけものをしていたら、結局また深夜の3時。ベンチャーズのライブ・イン・ジャパン2006とストレイキャッツのライブがけっこう楽しめた。こういう時間は忙しさの中で実に貴重だ。
東京新聞の夕刊の中にマネの「草の上の昼食」が140年前に発表された時、見た人々が不快に感じた、という記事を見て思わずニンマリ。朝の授業で学生たち にマルコム・マクラレンが、マネのこの絵をパロってバウワウワウのレコード・ジャケットを作り、16才のアナベラをヌードにしたのが大問題になったという 話をしたばかりだったからだ。


Jun 19th(TUE)
昨日は淡路、今日は金沢。11時の飛行機で小松に向かう。羽田に向かう車の中で聞いたポリスのベストは想像していたよりはるかにノスタルジック…。何故だろう。ボウイやディランなどにはそんな感じがしないのに…。
到着後、今回のゲストのSAKURAさんたちと合流して、寺喜屋で昼食をとりながら打合せ。イカの煮付や鮎の塩焼き、刺身とくるとやっぱり飲まないわけにはいかない。
そして、お酒はきっちりと雰囲気をなごませてくれる。
その後、3時には金沢工業大学/PMCに到着。ライブラリーを案内して、特別番組「KIT DREAM DISCOVERY」の収録をする。夜はみんなで「太平寿司」。いつもながらのおいしさ。食後はN氏と合流して片町に流れる。


Jun 20th(WED)
久しぶりに6時間近く眠る。朝食のクロワッサンをとてもおいしく感じる。
帰りは9時15分発のJAL1272便。機内放送を聞きながらこれを書いている。新しいポップスは本当にみんな似たりよったりだ。
12時から事務所でH氏、Y氏たちとミー・リンのプロジェクトの打合せ。いよいよ9月に日本でのCDデビューが決まり、いろいろなことが動き始める。
その後「チャールストン・カフェ・オリエンタル」で遅い昼食をとりながら(坦々麺と小チャーハン、味もうすく最悪!とてもじゃないがお金をとれるレベルで はない)、7月16日に迫った上田・生島足島神社での“LIVE阿国”の打合せ。MNSで夏木マリと現代美術館でやろうとしている印象派の打合せ。オーク ラの「ケンジントン・テラス」で7月13日のK氏夫人の13回忌の食事会の打合せを1時間きざみですませる。
夜は武道館でクリスティーナ・アギレラのコンサート。エンタテイメントとして非常によく出来ている。「ビヨンセのコンサート、ここで観たら最高だったろう ね」と隣の席の渋谷陽一と話し、女性アーティストは元気だなと改めて実感。コンサート後はMクンと合流。「ウォッカ・トニック」と「PB」をハシゴして “TAP”の打合せをする。帰宅は珍しく12時前。こんな時間だと、また飲み始めてしまう。


Jun 21th(THU)
9時36分のひかり376号で米原に向かう。恒例の田村山荘での“螢狩り”。車内でK氏と合流。少し眠るつもりが、米原まで話し込んでしまう。
米原発11時59分のしらさぎ53号にのると、金沢着が2時前ぐらいというアナウンスがあった。
昨日の朝、金沢のホテルで、朝食をとっていたことを考えると、今週は本当におもしろい、かつ過酷な移動スケジュールになってしまったなと思わず苦笑い。敦 賀到着後、待っていてくれたO氏の案内で「かどの」へ向かう。品のいい京懐石。「これじゃやっぱりお酒がいるね」と勝手に理由をつけて黒龍を頼む。あわび の肝豆腐としょうが御飯、絶品!
その後、O氏宅でシャンパンを飲み、木谷の田村山荘へと向かう。
7時から始まった宴会はお酒、食べ物ともに申し分なし。8時すぎから、いつものポイントに『さあ、Show Time!』といって出かけたが、螢の群舞する美しさは3年振りか…。
ゲストの人たちも「凄い!」と声をあげる。橋の上で写真を撮っていた人と話をすると、こんな凄い場所は他にはないとのこと。「そうだよね」と田村氏たちと 勝利宣言よろしく微笑を交わし、帰り道も螢を楽しみながら、山荘に戻り、宴会を再開する。星を見ながらの風呂も極楽気分。本当に夢のような時間が過ぎて いった。


Jun 22th(FRI)
朝食は田村氏の打ったそば。福井では平皿に盛って大根をすった汁と出汁を一緒にかけて食べる。おいしい。
敦賀に向かう途中、小浜の田村長の店に寄ってさばのへしこ漬、粒うに、きすの昆布じめを購入。これで夜は万全だと思いながら11時46分発のしらさぎ6号 に乗り、米原を経由して東京に戻る。昼食は米原駅で買える絶品の弁当“湖北のおはなし”。同行したKクンも「こりゃ凄い!」と喜んでくれた。
4時からは篠山紀信さんの事務所でヴィスコンティの展覧会のプリント・チェックを含む打合せ。協力会社の人も含めて大人数の打合せだったが、無事進行する。
夜はおみやげをつまみに飲みながらかたづけもの。旅が続いたので、量は尋常ではない。


Jun 23th(SAT)
朝10時の開館に合わせて、台場で開催中のノマディック美術館を見に出かける。グレゴリー・コルベールの写真は予想通りの素晴しさだったが、コンテナを使っての建物は舞台監督のS氏の「一見の価値あり」の言葉通り、一瞬言葉を失うほど、見事なものだった。
帰りに写真集を買うと、DVDやら何やらたくさんのおまけつき。あと2日だから在庫を減らそうということなのかも知れないが、最高に得した気分になる。
午後はビクター301スタジオで久石譲さんのレコーディング。僕がプロデュースした林正子を久石さんが気に入ってくれて、来年公開の宮崎映画「崖の上のポニョ」のイメージアルバムのヴォーカリストに起用してくれた。
曲は「海のテーマ」。最高に魅力的な曲で、レコーディングも順調。みんなのうれしそうな顔を見て、僕もうれしくなる。
帰宅後はかたづけものや原稿書き。久しぶりにウィークエンドの気分だ。
夕刊に元パルコ会長、増田さんの死亡記事。すっかり様変わりしてしまった渋谷の街の景色を思い出しながら本当にひとつの時代が終わってしまったんだなと溜息が出る。


Jun 24th(SUN)
“TAP”の原稿書きに、いつ終わるともしれないかたづけもの。
午後は東京文化会館小ホールでシェイ・クーのライブを観る。相変わらずの二胡の超絶テクニック。12月に「ペニンシュラ東京」で催されるセレブレイション・イベントにも出てもらうつもりだがGMのMT氏も文句なしの一言。
イベントもすごくうまくいきそうな感じがする。
夜は麻布十番の「一番館」でコリアン・パンチを飲みながらホルモン三昧。帰宅後はTVで“K1ワールドGP 2007 inオランダ”を観戦。ウィークエンドが完結する。

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