ARCHIVE:立川直樹への永遠の質問

2007年 5~6月

5月15日 もしかしたら「TAP」と重複してしまうかもしれないのですが、今、“純粋に楽しい気分になれる”音楽(できればなるべく新しい作品)を教えていただけませんか。
「“楽しい気分になれる”というのは、いざ質問されてみると、中々、選びづらいものだね。 ビョークの新作はアート度100%の傑作だけど、“楽しい気分になれる”とは縁遠いものだし・・・ ひき技っぽいけど、ラテンもののコンピレーションで、『 コネクシオン・ラティーナ/シエロ 』は掛け値なしに楽しい気分、ウキウキなれた。 リリースは4月25日、レーベルは BMG JAPAN 。 なんだかコンピっていうと適当な感じ、気分のものが多い中で、これはお買い得!! ちょっとレコード店の売り文句みたいだね」

5月14日 仕事などで付き合いのある人と自分との間に、「自己責任」という言葉(=感覚)をめぐって、絶望的な落差があると感じることはありますか? もしあれば、その落差をどのようにして埋めますか?
「この頃、前よりも感じるようになった。 例をいくつもあげられる感じでね。 でも、“自己責任”の差っていうのは、あくまでも“自己”の問題だから、これ、埋めようが無い気がする。 金銭的なリスクも絡んでくるし、本当に絶望的な気分になるよね」

5月11日 もしかして立川さんって、基本的に「付き合いの良い」人ですか? あんまりそうは見えないですけど、実は。
「さすがキャメロン、見抜いてるよ。 何年か前に暮れに “AMRTA” に1人で行った時、『あれ珍しいですね、お一人で・・・』と言われた時、『僕って孤独感があるんだよ』って言ったら笑われたことがあるんだけど、それって 本音だもの。 でも人嫌いじゃないんだよ、決して言い訳じゃなくてね」

5月10日 「あ、この雑誌(番組、イベント・・・)ってインチキだな」と思ったら、その後、どうしますか? 一応、最後までとか次号(回)も見てみようと思いますか? それともその場で見るのを止めますか?
「よほどじゃない限り、最後まで見るね。 特に映画はまず、だめだと思っても見る。 イベントは、現場の状況が悪かったら、あきらめて帰るかなあ、正直言うと・・・」

5月9日 若い人が夢をかなえるために必要なことはどんなことでしょう? 戦略? 信じる力? それともズルさのようなもの? 直感的にお答えいただけるとうれしいです。
「全部! それに加えて・・・もっといろんなことがあると思う」

5月8日 立川さん、「こんな生活してたら死ぬ!」と思ったことってありますか(たぶんあると思いますが)? そういうのって“正面突破”しようと思えばできるものでしょうか? つまり“生活態度”を改めないで「まあなんとかなるかな」と思えるようにその状況に慣れてしまうことって・・・。
「あるよ、勿論!っていったら変かなあ。 はっきり覚えてるんだけど、18才か19才の頃に音楽評論家の大森庸雄サンに、『こんな生活してたら死ぬよ!』って言われたことある。 そして彼は僕を当時、東芝EMIのディレクターだった石坂敬一さんに『凄いロック好きの少年・・・』のようなことを言って紹介してくれた。 そこから、ひとつの何かも始まっていった」

5月7日 もはや魔女狩りの様相を呈しているような気さえする、高校野球の裏金問題ですが、大昔まで遡って調査、摘発することってどうなんですかね? どんな感想を抱かれますか?
「本当にどういうことなんだろうね。 みんながあるんだろう、あるってわかっていたことを、何かのきっかけで明るみに出ると、みんなが倫理観のようなものをふりかざして善人面して攻撃する。 これ、我が国のひとつの特徴なのかなあ。 茶番だよ、はっきりいって・・・」

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