ARCHIVE:立川直樹への永遠の質問

2006年 1~2月

2月24日 そろそろ、大学での最初の教え子が卒業することになりますね。2年間、学生さん達と付き合ってきて、何か思うところはありますか?
「欲がないなあ・・・ 時代なのかなあって思う」

2月23日 今、本番を楽しみにしている“ライブもの”はありますか?
「やっぱりローリング・ストーンズかな。 NYの友人の情報だと素晴らしくブルージーなノリってきいてるし・・・」

2月22日 (前にも似たような質問をしたような気もするのですが、今、立川さんの回答を聞きたいのでお願いします。)何らかの原因において「今、自分はちょっと煮詰まってるな」と感じ、しかもその煮詰まってる状況自体が精神的に辛い時、立川さんはどうしますか? ひたすらその状況に浸り続けるしかないのでしょうか?
「前にも同じようなこと言ったかも知れないけど、映画とか小説でそういう状況におかれた人物になってしまえばいいのさ、かける音楽もそれ風にして・・・」

2月21日 立川さん、今回もオリンピックには興味の無い毎日を過ごされていますか? 「この競技にはちょっと関心がある・・・」とかってあります?
「TVはどこ回してもトリノ・トリノだし、新聞もそうだし、ああ早く閉会式がこないかなあと思う。 そして別に関心のある競技もない。 しいていえばフィギアがきれいだからいいかなって程度・・・」

2月20日 ここしばらくの“ベストセラーもの”で、「これはおもしろい!」と思った本はありますか?
「マオ―誰も知らなかった毛沢東」

2月17日 今や、“バレンタインデイ否定派”がOLの大部分を占めるということですが、立川さんはこの日本独特の風習について何か意見のようなものをお持ちですか?
「意見を言うほどのことでもないけど、本当に何なんだろうね。 ”バレンタイン狂騒曲”って言ったらカッコ良すぎなくらいバカらしい描図。 基本的には好きなチョコレート、嫌いになっちゃいそうだもの」

2月16日 勘を正しく働かせればツキはめぐってくるものだと思いますか?
「キャメロン! この質問て、映画の登場人物を気取ってないか?!」

2月15日 今の時期、港区でおいしい鍋料理を食べられるオススメのお店はありますか?
「浅草の“田佐久”、神楽坂の“山さき” あたりでうまい鍋を食べられるから、あえて“港区で・・・” と言われてもなあ
・・・」

2月14日 ぼくは少し前に遅ればせながら聞いたんですけど、立川さん、ジョン・ストーンって好きですか?
「デビュー・アルバムは大好きだった。 今でもまあいいと思うけど、歌がうまいので、ちょっと手練の感じになってしまってる気がする」

2月13日 最近、立川さんと一緒にいて、「立川さんってすごく足早で歩く人だなぁ。 これも立川さんがいつも元気な理由の一つなのかな」と思ったのですが、意識してそうしているとかいうことはありますか?
「よくみんなに言われるけど、それでも前よりは遅くなってるんだよ」

2月10日 では、立川さんが生まれてから今まで一番たくさんの本を読んだ時期というのは何歳ぐらいの時でしたか? また、その頃に感銘を受けた本を一冊、教えていただけませんか?
「15歳から20歳頃、ボリス・ヴィアンの『墓に唾をかけろ』本編もだけど、訳者の伊藤守男さんがあとがきとして書いた“二十の顔を持った男_ボリス・ヴィアンの人と作品”に感銘と影響を受けた。 それで人生が決定づけられたと言ってもよく、30歳になってピエール・バルーのアルバム『ル・ポレン』をプロデュースした時、フランス語歌詞の日本訳を伊東さんにお願いして何かうれしい結実感があった」

2月9日 立川さんは「テレビの黄金時代」とはいつ頃だったと思いますか?
「昭和30年代! ま、僕の子供時代ね。 紅白歌合戦が大晦日の定番・風物詩といわれていた頃」

2月8日 立川さんは、「ああ、この先生に教わることができてよかったな」と、今でも思い出すような人はいますか?
「先生って学校の先生? とすると市川雷蔵似の現代国語の中村先生だけがかろうじてリストできるくらいで。 それってカッコ良すぎないかって言われるかも知れないけど、ボリス・ヴィアン、セルジュ・ゲンスブール、そして伊丹十三が教わることができてよかったなと思える師です」

2月7日 「誠意」は最終的には人に理解されるものだと思いますか?
「最終的には理解されるものだと思いたい」

2月6日 60年~70年代に若い時代を過ごした人たちが世の中からいなくなった20××年、ストーンズやボブ・ディランの音楽はあまり聴かれなくなると思いますか?
「さあ、わからない」

2月3日 立川さんは日本人という民族を好きですか?
「基本的な部分では好き。 でも、ここ数年の日本人全体の美意識の欠落とノイジーになっていることを考えると、そろそろ嫌いって言わなきゃならないようになるのかなあ」

2月2日 私事で恐縮ですが、最近、前にも増して「スピード感がある/ない」ということが、何かを選ぶ際に自分にとって重要な判断基準になってきています、ぼくの場合。 立川さんにもそういう“変わり目”や“加速度がついた”時期ってありましたか?
「ずっとスピード感のことは考えてたけど、回りがゆるくなってくると、いや、僕は走るぞ、Time Waits For No One と心の中で叫びたくなる」

2月1日 男と女ってどっちが得だと思いますか? 「損得じゃない!」と思われるとは思いますが、そこをなんとかお答えいただけると・・・。
「女!」

1月31日 そのレッドシューズでは、いろんなパフォーマンス、ライブなどが披露されましたが、「この人(バンド)、いいな!」と思ったユニットがあれば一つ、教えてください。
「やの雪のテルミン ! これに尽きる !! 勝手に言っちゃうと最高のバースデー・プレゼントだった」

1月30日 レッドシューズの第3土ヨー日での立川さん、森永博志さんバースデイ・イベントは、雪の中にも関わらず、すごい盛り上がりを見せましたが、あのイベント中に何か感慨のようなものが頭をよぎった、なんてことがあったら、その中身を教えていただきませんか?
「森永クンも言ってたけど、2人で初めて会ったのが20才と19才の時で 、
2人合わせて39才。 それが今や2人合わせて113才っていうのは、やっぱりすごいかなと・・・  ま、一度もケンカしたこともないし・・・」

1月26日 立川さんの “礼儀を重んじる”、“筋を通そうとする” ところって、どいう経緯で培われたものだとご自分では思いますか? やっぱり映画ですかね?
「そうだね、映画の影響はとてもある。 間違いなく・・・」

1月25日 どんな時に自分の “限界” を感じますか?
「けっこう いろいろ感じるよ。 天才じゃないから・・・」

1月24日 「あと○時間でなんとかアイデアを捻り出さなきゃ!」という切羽詰まった状況の時に良い結果を出す秘訣があれば、是非、教えてください。
「眠狂四郎の円月殺法・・・」

1月23日 立川さん、「マンガ喫茶」って足を踏み入れたこと、ありますか?
「ない。 興味もない」

1月20日 立川さんは寝ている時の夢ってクリアなもの、現実に近い設定のものを見るほうですか? ぼくはほとんどの場合、ぐちゃぐちゃにシュールであることが多いんですが・・・。
「かなりクリアな夢を見るようになっている。 ミーティングしてたり、いろいろと・・・」

1月19日 “メンタルバランスをとる” のに有効だという、「GABA(ギャバ)」含有のチョコレートを食べたことはありますか? また、そいうものに興味はありますか?
「ない。 全然興味もない」

1月18日 なるべくたくさん、良いもの、美しいものに触れるためにどんな努力をしていますか?
「好奇心を失わないこと。 それを実行すること。 Stonesの曲だと“Don't Stop”の感じかな」

1月17日 唐突な質問ですが、しばらく前に新橋でチューハイ+煮込みの店に行ったじゃないですか? あれってホントに楽しかったですか? 居心地悪かったんじゃないですか?
「メニューと味は楽しかった。 でも確かに居心地はよかったとはいえない。 ただ、ああいうところ本当にけっこう好きなんだよ。 連れて行かれるのは・・・」

1月16日 自分の中の「聖」と「俗」、「正」と「邪」の割合はこの数年で変わってきたと思いますか? もし変わってるとしたらどっちに傾いてきていますか?
「数年で変わるというか、日々、週単位でかわるから、どっちに傾いているとはいえない。 4つの要素が同居して、墨流しの模様のようになってる感じ」

1月13日 立川さん、今でも「ここのとこは自分の専門分野の中で弱い部分だから勉強して知識を補強しよう」みたいに思ったり実行したりしますか?
「とてもそんな時間も精神的余裕というか気もない」

1月12日 立川さんには「思い出の味」とか「夢の味」ってありますか? たとえば昔、どこかで食べた何かをもう一度食べてみたい、というような・・・。
「こう聞かれたので、考えてみると、あれ食べたいなと思うものって、今でも出かけていけば食べれるし、しいてあげると、祖父の知り合いの鉄砲打ちの人が、たまに届けてくれたヤマドリかな」

1月11日 坂田藤十郎襲名披露公演、すごくないですか? なんであんなに若々しくいられるのでしょう?
「藤十郎さん、本当に年齢を超越してる。 『夕霧名残の正月』と文楽仕立ての『曽根崎心中』は素晴らしかった。 でも全体的には何か華がなかった。 僕が見た日の客層が悪かったのかな。 それとも12月の南座が良すぎたのかな・・・?」

1月10日 年末年始の引きこもり生活の中で興味深かったこと(テレビ番組、読んだ本なども含めて)を教えてください。
「CDは『エッセンシャル・フランク・シナトラ&トミー・ドーシー楽団』 DVDは『エルヴィスの魂 ゴスペル・ミュージック』にはまる。 また、I君に怒られそう・・・ そして本はユン・チアンの『マオ』は予想通りおもしろい。 まだ読み終えてないけど、日本訳もこなれてるし、『SAYURI』のサントラやコルトレーンがBGMによくあって・・・ あと格闘技ものはもう予定調和っぽくなってたし、初芝居生中継の中の『京人形』の菊之助が妙に生めかしくて、魅力的だったくらい。 とにかくよく飲んだ。よく眠った。夢たくさん見たし」

1月6日 月並みですが、今年の抱負などありましたら教えてください。
「いろいろな意味で(変な言い方かな?) 精度をさらに高くしたい」

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