ARCHIVE:緊急日記

2006年10月23日~10月27日

Oct 23th(MON)
6時起床。ブドウとミネラルウォーターの簡単な朝食をすませ、7時33分発のサンダーバード1号で金沢に向かう。それにしてもちょっとびっくりしたのは、 Check-Out時のフロントの時間のかかり方。HYATTはもうほとんど終わりかけていた安っぽいホテルを見事にリノベイトしたものの、スタッフだけ は前の方がはるかに人間味があり、ある意味では京都っぽかった。でも、これも時代の流れか。こういう時、とても複雑な気分になる。金沢工業大学到着は10 時過ぎ。僕がプロデュースする安斉重男建築写真展の仕込みの用事だが、建築学科の学生に展示プランを考えさせ施工もするというアイデアが見事にはまり、 キャプション作りなども含めてとても楽しい時間が過ごせる。夜はN氏と"大平寿司"と"江戸弥"。早目のブリから香箱ガニの身を寿司飯にまぶしこんだもの まで申し分のない夕食になった。


Oct 24th(TUE)
8時45分のANAで東京に戻る。午後、セルリアンタワーの"かるめら"でK氏、T氏と「翼の王国」のベトナム取材の打合せ。短篇映画のようなエッセイに しようということになり、目まぐるしいスケジュールの中で、ちょっと違った時間が過ごせそうな予感がする。その後帝国ホテルでY氏と諏訪の東バル跡地プロ ジェクトなどについて1時間ほどミーティング。夜は代官山の"UNIT"で開催された"TOKYO ASIA MUSIC MARKET"に顔を出す。韓国の何組かのアーティストのライブを見て、ウェルカム・パーティでは"FRIENDS OF LOVE THE EARTH"のプロデューサーとして挨拶をし、その後、おきまりの名刺交換会と相なる。
それからは芝浦のクラブ"ZEN-BOO"に移動。OPENした店内をチェックするが、ショーもホールも含めて期待したいかがわしさが決定的に欠けている。どうすればよくなるだろうか? 大きな課題がたくさんありそうだ。とにかく早くレナード・コーエンの歌でのストリップを実現させたい。


Oct 25th(TUE)
午前中は大学。11時から日本テレビでアンディー・ウォーホール展のための予備ミーティング。その後、現代美術館で"MOT THE MUSIC"のミーティング。CLOVERで"FOLTE"のミーティング。夜は講談社のM氏と"爐談"で人の紹介とミーティングを兼ねた会食。キャメロ ンに言われていたさんまの昆布じめを前日に予約しておいたが、これがキャメロンの言う通りけだし絶品。おきまりの真蛸、子持昆布なども相変わらずの安定感 だったが、紹興酒風味のスペアリブがとても新鮮。この季節の定番いくら丼も申し分なかった。本当に美味しいものは理屈抜きに人を幸福にさせると思いなが ら、M君と"ESPERANCE"なる小さなレストランバーに移動。デザートだねと笑いながらタルト・タタンをつまみに1986年もののシャンパンを飲 み、最後はボルドーと生ハムでしめる。東京ならではの楽しい時間だ。


Oct 26th(THU)
11時にVa-toutでA氏とI君。12時からは渡辺プロで"50周年展"のミーティング。1時30分からは東京プリンスホテルの"マロニエ"でI氏 と、3時からはVa-toutで"FOLTE"と"ASIAN JOURNEY"のプロジェクトのミーティング。5時からはカンバセーションでセルジュ・ゲンズブールの展覧会についてフランス人の兄弟と、といったスケ ジュールはもはや"仕事トライアスロン"の様相を呈している。7時に始まる紀尾井ホールでの溝口肇のコンサートのために、神保町から永田町まで地下鉄で移 動、紀尾井坂を歩いていく時には、トライアスロンの最終パターンに入っている気がまぎれなくした。夕暮れの空と秋の虫の鳴き声、その幸福な感じはそのまま チェロの音色につながり、コンサート終了後の"かわにし"でのK一族との会食もなごみの時間だった。そして川西さんの作るおばんざいは、いつもながら素人 を偽装した完璧な玄人の技。賞賛に値する。
帰宅後は丸3時間以上、アンコール・ワットの発掘の気分でしっかりとかたづけの作業。ベッドに入ったのは2時を回っていた。


Oct 27th(FRI)
5時に起きる。睡眠時間はやや危険領域に入り始めている。音楽も丸1週間ぐらい、きちんとした状態で聴いていない気がする。車で移動するときに、レナー ド・コーエンやネヴィル・ブラザースの声は十分に僕を満足させてくれてはいるのだが…。そんな風にちょっとボヤキの気分も入りながら、7時30分発の JALで小松に向かい、9時30分には金沢工業大学に到着する。そして安斉重男さんと合流。学生たちと一緒に最終仕上げの作業に入り、記録ビデオの撮影も 同時進行させる。長い1日になりそうだ。

Page Top▲

  • TOP
  • PROFILE
  • 立川直樹の内省日記
  • TIME WAITS FOR NOR ONE
  • WORKS
  • ARCHIVE
  • ABOUT THIS SITE